ダブルクオーテーションとは?「”」と「”」の違い
「ダブルクオーテーション(”)」は、英語で会話文や引用文をくくるときに使う記号です。
たとえば、She said, “Good morning.” のように使います。
似ている記号に全角の「”」がありますが、こちらは日本語文中で使われることが多く、英語では半角(”)を使うのが基本です。
つまり、英語では 半角の”、日本語では 全角の” が自然な使い分けになります。
iPhoneの場合、「スマート句読点(Smart Punctuation)」という機能がオンになっていると、直線の” が自動的に “や” に変わってしまうことがあります。
この変換を防ぎたいときは、設定 → 一般 → キーボード → スマート句読点 をオフにしてみてください。
スマホでの打ち方(iPhone・Android)
iPhoneの場合
- キーボードを開いて、左下の「123」キーをタップします。
- 次に、画面左下の「#+=」キーを押して記号ページへ切り替えます。
- 表示された記号の中から「”」(ダブルクオーテーション)をタップ。
これで “Hello” のように入力できます。
iPhoneによっては、英語キーボード(地球マークをタップ)に切り替えると、より簡単に「”」を打てます。
設定 → 一般 → キーボード → スマート句読点 をオフにすると直線の「”」が入力できます。
Androidの場合
- 文字入力中にキーボード左下の「?123」をタップします。
- 次に「=\\<」キーを押して記号ページに切り替えます。
- そこにある「”」をタップします。
Android端末では、キーボードアプリ(例:Gboardなど)によって配置が異なります。
見つからないときは記号キーを長押ししてみましょう。
関連する記号がポップアップで表示されることがあります。
パソコンでの打ち方(Windows・Mac)
Windowsの場合
- キーボードを英数入力モードにします。
(日本語入力中は「半角/全角」キーで切り替え) - Shiftキーを押しながら数字の2キーを押します。
これで “(ダブルクオーテーション)が入力されます。
ただし、日本語入力モードのままだと「@」が出ることがあります。
その場合は、一度英数モードに切り替えてから再入力してみましょう。
Macの場合
- 英数入力モードに切り替えます。
(キーボード左下の英数キーを押す) - Shiftキーを押しながら2キーを押します。
これでダブルクオーテーション(”)が入力されます。Macでは、英語配列でも日本語配列でも同じ位置です。
一時的に「control + shift + ;」や「control + space」で英数モードに切り替えて打つ方法もあります。
入力後は「かな」キーで戻せるので便利です。
うまく出ないときの対処法
1. 全角になってしまう場合
「”」を入力したのに見た目が少し大きい、または形が違う場合は、全角入力になっている可能性があります。
その場合は、英数モード(半角)に切り替えて再入力してみましょう。
- Windows:半角/全角キーで切り替え
- Mac:英数キーで切り替え
- スマホ:英語キーボードに切り替え
2. 「”」ではなく “ や ” が出てしまう場合
iPhoneや一部のアプリでは、入力したときに自動で曲がった引用符 “ ” に変換される設定があります。
これは「スマート句読点(Smart Punctuation)」という機能で、デザイン上は見やすいのですが、英語の正確な表記をしたいときには不便です。
設定 → 一般 → キーボード → スマート句読点をオフにすると、直線の「”」を入力できます。
3. 記号キーを押しても出ない場合
スマホのキーボードでは、機種やアプリによって配置が違います。
たとえば、Gboardでは「?123」→「=\\<」の中に「”」がありますが、別のキーボードでは違う場所にあることも。
見つからないときは:
- 記号キーを長押ししてみる
- キーボードを英語モードに切り替える
- キーボード設定で「記号の候補を表示」にチェックを入れる
4. パソコンで「Shift+2」を押しても出ない場合
「@」が出てしまう場合は、キーボードの配列が日本語配列になっているためです。
一時的に英数モードに切り替えるか、英語配列のキーボードを使うと「Shift+2」で「”」が入力できます。
5. どうしても見つからないときの裏ワザ
コピー&ペーストで入力する方法もあります。
" ← この記号をコピーして使う
一度メモアプリなどに保存しておくと、SNSやメールなどでもすぐ貼り付けられて便利です。
💡まとめ:
- 英数モードに切り替える
- スマート句読点をオフにする
- キーボードの長押しや設定を試す
これらでほとんどのトラブルは解決します。
英語入力でよく使うその他の記号も覚えておこう
ダブルクオーテーション(”)が入力できるようになったら、英語文でよく出てくる他の記号も一緒に覚えておくと便利です。
スマホやパソコンのキーボードでは、似た操作で出せるものが多いんですよ。
シングルクオーテーション(’)
単語の短縮形(I’m、don’t)や引用の中の引用に使う記号です。
スマホでは、数字・記号ページにある「’」をタップ。
パソコンでは、Shiftを押さずに「7」キーを押すと入力できます。
コロン(:)とセミコロン(;)
文の区切りやリストの前によく使われます。
- コロン(:)→ 「Shift+け」または「Shift+;」
- セミコロン(;)→ 日本語配列では「れ」キーで入力できます。
スマホの場合は、「?123」や「#+=」ページに並んでいます。
波線(〜)
範囲やふんわりした表現に使う「〜」ですが、実は種類が2つあります。
- 全角の「〜」:日本語文中で使う
- 半角の「~」:英語のURLやコマンドで使う
スマホでは「?123」→「=\\<」などの記号ページ、PCでは「Shift+^」で入力できます。
アットマーク(@)
メールアドレスなどでおなじみの記号です。
- Windows:英数モードで「Shift+2」
- Mac:日本語モードでも同じく「Shift+2」
- スマホ:数字ページ(123)の中にあります。
慣れてくると、どの記号もすぐに見つけられるようになります。
まとめ|迷ったら英数モードに切り替えよう!
ダブルクオーテーション(”)は、英語で会話文や引用をくくるときに欠かせない記号です。
スマホでもパソコンでも、入力方法のポイントさえ覚えておけばすぐに使えるようになります。
この記事のまとめ
- 英語では半角の“、日本語では全角の”を使うのが一般的
- iPhoneは「123」→「#+=」ページにある
- Androidは「?123」→「=\\<」ページにある
- Windows・MacはShift+2で入力できる(英数モードに切り替えて)
- うまく出ないときはスマート句読点の設定をオフに
最初は「どこにあるの?」と探してしまうかもしれませんが、何度か使ううちに自然と指が覚えてきます。
英語の宿題やメールの引用文も、これでスッキリきれいに書けますね✨
もし「ほかの記号も知りたい!」という方は、【「©」「™」「®」の違いと打ち方|スマホ・PCでの入力方法をやさしく解説】もチェックしてみてください。




英語配列に設定されている場合はそのまま「”」が出ますが、日本語配列では記号の位置が少し異なります。