「潮時」という言葉を「そろそろ終わりの時」と思っていませんか?
実は本来の意味は「物事を始めるちょうどよい時期」。
文化庁の調査でも、誤用されやすい日本語として取り上げられ、SNSでも話題になりました。
実は「潮時」に限らず、私たちが日常で何気なく使っている言葉の中には、本来の意味と違う形で広まっているものがたくさんあります。
たとえば「姑息」「失笑」「役不足」…。
本記事では、誤用されがちな日本語を10個取り上げ、それぞれの正しい意味と誤用の理由をわかりやすく解説します。
「言葉ってこんなに奥深いんだ」と思える発見を、ぜひ楽しんでみてください。
1.潮時の正しい意味と誤用
結論から言うと、「潮時」の本来の意味は「物事をするのにちょうどよい時機・好機」です。 一方で、世間一般では「終わり・引き際」という意味で広まっており、誤用が定着しつつあります。
語源と辞書的な位置づけ
「潮時」はもともと海の潮の満ち引きから生まれた言葉です。潮の流れが船出や漁に最適なタイミングを指すことから、「物事をするのに最適な時」という意味に転じました。辞書でも「好機」「ちょうど良い時」と定義されています。
なぜ「終わり」の意味で広まったのか?
- 会話で「そろそろ潮時かな」と言うと、文脈上「やめ時」と理解されやすい。
- ドラマや記事の見出しなどで「潮時=引き際」として使われた影響。
- そのため「区切り=終わり」と短絡的に理解されやすくなった。
ただし本来は「始める時」「仕掛ける時」にも使える両義的な言葉です。
正しい使い方と誤用例
正しい例:
- 「資金も集まった。いよいよ潮時だ、新規事業を始めよう。」=好機
- 「追い風が吹いている。潮時を逃すな。」=最適の機会
誤用されやすい例:
- 「売上も落ちたし、潮時だ(=やめ時)」=終わりの意味での使用
使い分けのポイント
- 始める/仕掛ける時:「潮時」「好機」「絶好のタイミング」
- 終える/やめる時:「区切り時」「撤退のタイミング」「見切り時」
- 迷ったら「好機」「タイミング」と言い換えれば誤解されにくい
2.姑息(こそく)の正しい意味と誤用
「姑息」は本来「その場しのぎ」「一時の間に合わせ」という意味です。 しかし現代では多くの人が「卑怯」「ずるい」と誤解しており、文化庁の調査でも誤用が多数派という結果が出ています。
語源と由来
「姑」は「しばらく」、「息」は「休む」という意味を持ちます。つまり「姑息」は「しばらく休むこと」→「一時の間に合わせ」という意味で使われてきました。
なぜ「卑怯」という誤用が広まったのか?
- 小説やドラマで「姑息な手段」という表現が多用され、「ずるい」と理解されるようになった。
- 実際の調査結果でも誤用が優勢である。
文化庁調査データ
文化庁の「国語に関する世論調査(平成15年度)」では、以下のような結果が出ています。
- 「姑息=一時の間に合わせ」と答えた人:12.5%
- 「姑息=卑怯な、ずるい」と答えた人:69.8%
つまり、正しい意味を答えられた人はわずか1割程度で、誤用が圧倒的に浸透していることがわかります。
正しい使い方と誤用例
正しい例:
- 「この計画は姑息な対応にすぎず、根本的な解決にはならない。」=一時しのぎ
- 「姑息な延命策では問題は先送りになるだけだ。」=間に合わせ
誤用されやすい例:
- 「姑息なやり方で勝った。」=卑怯な、ずるい(誤用)
使い分けのポイント
- 正しくは:「一時しのぎ」「場当たり的」という意味。
- 「卑怯」という意味で使いたいなら「卑劣」「ずるい」などに置き換えると誤解を避けられる。
3.失笑(しっしょう)の正しい意味と誤用
「失笑」は本来「思わず吹き出して笑うこと」「こらえきれずに笑ってしまうこと」を意味します。 ところが現代では「呆れて笑う」「冷ややかに笑う」という誤った意味で広まっており、誤用例として頻繁に取り上げられています。
語源と由来
「失笑」は「笑いを失う」ではなく「笑いを失ってこらえられなくなる」から生まれた表現です。つまり、思わず笑いがこぼれるというニュアンスを持っています。
なぜ誤用が広まったのか?
- 「失」という漢字から「なくす・損なう」というイメージが強く、「笑いを失う=呆れて笑えない」と誤解された。
- ビジネス記事やメディアで「失笑を買う=呆れられる」と解釈されやすく、誤用が定着してきた。
文化庁調査データ
文化庁の「国語に関する世論調査(平成24年度)」によると、「失笑=思わず吹き出す笑い」と答えた人は24.1%にとどまり、「失笑=呆れ笑い」と誤解した人が65.6%にのぼりました。誤用が多数派であることが明らかになっています。
正しい使い方と誤用例
正しい例:
- 「彼の唐突な発言に、会場は思わず失笑した。」=こらえきれずに笑う
- 「小さな子どものユーモアに、思わず失笑が漏れた。」=吹き出すような笑い
誤用されやすい例:
- 「あまりの不手際に、周囲から失笑された。」=呆れられて笑われた(誤用)
使い分けのポイント
- 正しい意味は「思わず笑ってしまうこと」。
- 「呆れて笑う」と表現したいなら「苦笑」「冷笑」などを使うのが適切。
4.役不足(やくぶそく)の正しい意味と誤用
「役不足」は本来、「割り当てられた役目が自分の実力に対して軽すぎる(物足りない)」という意味です。 一方で、「自分には荷が重い=能力不足」という意味で使われがちですが、これは誤用です。
なぜ誤用が広まるのか?
- 字面の「不足」から「能力が足りない」と誤推測しやすい。
- 会話での文脈(例:「私には役不足です」)が「力不足」の自己卑下に見えてしまう。
- メディアでの用例ぶれが累積して定着しつつある。
言い換え早見表
- 本来の「役不足」:その人に対して役目が軽い → 「力量に見合わないほど軽い役」「物足りない役」
- “荷が重い”と言いたいとき:「力不足」「役者不足」「分不相応」「分不相応に重い役」などが適切
正しい使い方と誤用例
正しい例:
- 「彼にこの小さな案件は役不足だ。より難度の高い案件を任せよう。」=能力に対して役目が軽すぎる
- 「主力エースに控えの守備は役不足だ。」=もっと重い役がふさわしい
誤用されやすい例:
- 「この仕事は私には役不足です(=荷が重い)」→ 誤。
適切:「私には力不足です/荷が重いです」
実務でのコツ
- 部下を評価するとき:「彼にとっては役不足なので、より責任ある業務を」=ポジティブ評価として使える。
- 辞退や謝罪では「力不足」「経験不足」を使うと誤解されない。
5.確信犯(かくしんはん)の正しい意味と誤用
「確信犯」は本来、政治的・思想的・宗教的な信念に基づいて行われる行為を指します。 ところが現代では「悪いと知りながらあえてやること」という意味で広まり、誤用の代表例となっています。
語源と由来
「確信犯」はドイツ語 Gesinnungstäter の訳語として日本に入ってきました。法律用語が起源であり、本来は「道徳的・宗教的・思想的な信念に基づく行動」を意味します。
なぜ誤用が広まったのか?
- 「確信」という言葉が「わかっていながら行う」と直結して理解されやすかった。
- ニュースやドラマで「確信犯=知っていてやる人」と使われたことが影響した。
文化庁調査データ
文化庁「国語に関する世論調査(平成14年度)」では以下の結果が出ています。
- 「確信犯=信念に基づく行為」と答えた人:19.0%
- 「確信犯=悪いと知ってやること」と答えた人:69.4%
このように、多くの人が本来の意味とは異なる使い方をしていることがわかります。
正しい使い方と誤用例
正しい例:
- 「彼の活動は確信犯的であり、社会制度を変えたいという信念に基づいていた。」
誤用されやすい例:
- 「ルールを知っていながら守らない人を確信犯と呼ぶ」=誤用
使い分けのポイント
- 本来の意味は「信念を持って行う行為」であり、必ずしも悪いことを指すわけではない。
- 「わかってやる」と言いたいときは「意図的」「故意」などを使うと誤解を避けられる。
6.敷居が高い(しきいがたかい)の正しい意味と誤用
「敷居が高い」は本来「不義理や迷惑をかけてしまい、その家や人のところに行きにくい」という意味です。 しかし現代では「高級すぎて入りにくい」「心理的にハードルが高い」という誤用が広まっています。
語源と由来
「敷居」とは家の入口にある横木のこと。昔は人間関係を大切にし、不義理を働いた相手の家を訪ねるのは気が引けるものでした。そこから「敷居が高い=訪ねにくい」という意味になりました。
なぜ誤用が広まったのか?
- 「敷居が高い」という言葉が物理的なイメージと結びつき、「入りにくい=高級すぎて気後れする」と解釈されやすかった。
- テレビや雑誌で「高級店は敷居が高い」という表現が多く使われ、誤解が定着した。
文化庁調査データ
文化庁の「国語に関する世論調査(平成17年度)」では、
「敷居が高い=不義理をして訪れにくい」と答えた人は29.6%、
「敷居が高い=高級すぎて入りにくい」と答えた人は59.7%でした。
この結果からも、誤用の方が多数派となっていることがわかります。
正しい使い方と誤用例
正しい例:
- 「ご無沙汰していて顔を出しにくい。どうにも敷居が高い。」=不義理で訪ねにくい
誤用されやすい例:
- 「あの高級レストランは敷居が高い。」=高級すぎて入りにくい(誤用)
使い分けのポイント
- 本来の意味は「人間関係における心理的な後ろめたさ」。
- 「高級すぎて入りにくい」と表現したい場合は「ハードルが高い」「気後れする」などの言葉を使うと正確。
7.御の字(おんのじ)の正しい意味と誤用
「御の字」とは、本来「たいへんありがたいこと」「十分満足できること」を意味します。 ところが現代では「まあまあ」「それなりに良い」といった軽い意味で使われることが多く、誤解されやすい表現のひとつです。
語源と由来
「御の字」は「御(おん)」という敬語をつけることで「ありがたい」という気持ちを表したものです。つまり「御の字だ」とは「ありがたいことだ」「これ以上望めないくらい良い」という意味になります。
なぜ誤用が広まったのか?
- 日常会話で「御の字」を「合格点」「まあまあ」というニュアンスで使う人が増えた。
- 本来の「ありがたい」「大満足」の強い意味合いが薄れ、軽い評価表現にすり替わった。
文化庁調査データ
文化庁「国語に関する世論調査(平成23年度)」では、
「御の字=とてもありがたい」と答えた人が47.6%、
「御の字=まあまあ、仕方ない」と答えた人が45.2%でした。
つまり、正しい意味を知る人と誤用で理解する人がほぼ半々という結果になっています。
正しい使い方と誤用例
正しい例:
- 「ここまで成果が出れば御の字だ。」=ありがたい、十分満足
- 「これ以上望めない結果で御の字だ。」=大満足
誤用されやすい例:
- 「この点数なら御の字かな(=まあまあの意味)」→ 本来はもっと強い「ありがたい」の意味
使い分けのポイント
- 「御の字」は「ありがたい」「十分満足できる」ときに使う。
- 「まあまあ」「仕方ない」という意味で使いたいときは「合格点」「そこそこ」などの言葉に置き換えると正確。
8.さわりの正しい意味と誤用
「さわり」は本来「話や作品の要点、最も盛り上がる部分」を意味します。 しかし現代では「冒頭部分」「導入部分」という誤解が広く見られます。
語源と由来
「さわり」は浄瑠璃や歌舞伎などの芸能で使われた言葉です。特に聴かせどころや名場面を指すことから、「要点」「聞かせどころ」という意味になりました。
なぜ誤用が広まったのか?
- 「さわりだけ話す」という表現が「冒頭だけ」「一部だけ」と解釈されやすかった。
- 日常会話や記事で「話のさわり=始めの部分」と使われたことで誤用が広まった。
文化庁調査データ
文化庁「国語に関する世論調査(平成25年度)」では、
「さわり=要点」と答えた人は30.0%、
「さわり=最初の部分」と答えた人は55.0%でした。
誤用の方が多数派であることが数字でも示されています。
正しい使い方と誤用例
正しい例:
- 「会議のさわりを説明する。」=要点を説明する
- 「この物語のさわりを紹介する。」=一番盛り上がる場面を取り上げる
誤用されやすい例:
- 「話のさわりだけ聞いた。」=冒頭部分(誤用)
使い分けのポイント
- 「さわり」は「要点」「聞かせどころ」を意味する。
- 「冒頭部分」と言いたいときは「始めの部分」「導入」と表現する方が正確。
9.破天荒(はてんこう)の正しい意味と誤用
「破天荒」は本来「これまで誰も成し遂げなかったことを成し遂げる」「前例のないことを切り開く」という意味です。 一方で現代では「豪快」「大胆で乱れた様子」といったイメージで使われることが多く、意味がずれて理解されがちです。
語源と由来
中国の故事に由来し、「未開の道を切り開く」「前人未到のことに挑む」という肯定的なニュアンスを持ちます。つまり、単なる派手さや乱暴さではなく、「前例を打ち破る成果」がポイントです。
なぜ誤用が広まったのか?
- 字面の「天を破る」という勢いのある印象から、「豪快・やんちゃ」と誤解されやすかった。
- 見出し表現で「破天荒なキャラ」といった用い方が広がり、本来の「前例打破」の意味が薄まった。
正しい使い方と誤用例
正しい例:
- 「小さな町のチームが全国優勝という破天荒の快挙を成し遂げた。」=前例のない成果
- 「彼女の研究は分野の常識を覆す破天荒な成果だ。」=新機軸の打ち立て
誤用されやすい例:
- 「彼の言動は破天荒だ(=豪快・荒っぽいの意)」→ 本来は“前例打破の成果”が核
使い分けのポイント
- 「前例のない成果・開拓」を言いたいときに「破天荒」が適切。
- 「豪快」「勢いがある」という人物評なら「豪放」「大胆」「型破り」などが正確。
10.汚名返上(おめいへんじょう)と汚名挽回(おめいばんかい)の正しい意味
「汚名返上」は本来「不名誉な評価を取り除き、名誉を回復すること」を意味します。 しかし、しばしば「汚名挽回」と言い間違えられることがあります。
語源と由来
「返上」とは「返して差し上げること」。つまり「汚名返上」は「自分に付いた汚名を返し、名誉を取り戻す」という意味になります。一方の「挽回」は「失ったものを取り戻す」という意味ですが、「汚名」を取り戻してしまうと逆効果になってしまいます。
なぜ誤用が広まったのか?
- 「名誉挽回」という正しい慣用句と混同された。
- 「汚名返上」と「名誉挽回」の言い回しが似ているため、言い間違いが定着してしまった。
正しい使い方と誤用例
正しい例:
- 「前回の失敗を教訓にして結果を出し、汚名返上を果たした。」=不名誉を取り除く
- 「活躍して汚名返上となった。」=評価を回復する
誤用されやすい例:
- 「今回の試合で汚名挽回した。」→ 本来の意味では「汚名を取り戻す」になってしまい、逆の意味になってしまう。
使い分けのポイント
- 不名誉を取り除くときは汚名返上。
- 名誉を取り戻すときは名誉挽回。
- この2つを混同しないように注意することが大切。
文化庁の調査データから見る「言葉の誤用」
今回ご紹介した「潮時」「姑息」「失笑」などは、いずれも文化庁の「国語に関する世論調査」で誤用率が高い例として挙げられています。つまり、私たちが普段何気なく使っている日本語の中には、正しい意味が知られずに広まっているものが多いのです。
世論調査の注目データ
- 「姑息=卑怯」と答えた人は69.8%(本来は「一時しのぎ」)
- 「失笑=呆れて笑う」と答えた人は65.6%(本来は「思わず吹き出す笑い」)
- 「確信犯=悪いと知ってやること」と答えた人は69.4%(本来は「信念に基づく行為」)
- 「敷居が高い=高級で入りにくい」と答えた人は59.7%(本来は「不義理で訪問しづらい」)
- 「御の字=まあまあ」と答えた人は45.2%(本来は「ありがたい」)
調査から見える傾向
- 多くの誤用が、実際には「多数派」となっている。
- 文化庁も「言葉の乱れ」というより「言葉の変化」と捉える人が増えていると分析。
- 辞書やメディアでは「誤用」とされても、将来的には「新しい用法」として認められる可能性もある。
まとめ
「潮時」をはじめとした日本語の誤用は、単なる間違いではなく、言葉が社会の中で変化していく姿でもあります。正しい意味を知っておくことで、場面に応じて適切に使い分けることができるようになりますし、会話や文章に深みを出すこともできます。ぜひ、日常の中で意識してみてください。
この記事のまとめ
- 「潮時」=本来は「好機」、誤用は「終わり・やめ時」
- 「姑息」=本来は「一時しのぎ」、誤用は「卑怯」
- 「失笑」=本来は「思わず笑う」、誤用は「呆れて笑う」
- 「役不足」=本来は「役目が軽い」、誤用は「力不足」
- 「確信犯」=本来は「信念に基づく行為」、誤用は「悪いと知ってやること」
- 「敷居が高い」=本来は「不義理で行きにくい」、誤用は「高級で入りにくい」
- 「御の字」=本来は「ありがたい」、誤用は「まあまあ」
- 「さわり」=本来は「要点・盛り上がり部分」、誤用は「冒頭部分」
- 「破天荒」=本来は「前例のないことを成し遂げる」、誤用は「豪快・乱暴」
- 「汚名返上」=正しい言い方、「汚名挽回」は誤り
文化庁の調査でも示されているように、多くの日本語は「誤用」がむしろ多数派になっています。
正しい意味を知っておくことで、状況に応じた表現を選べるようになり、言葉に対する理解がより深まります。
参考・出典
- 「潮時」:ジャパンナレッジ:潮時解説 / ルーツでなるほど慣用句辞典 / 文化庁「言葉のQ&A」
- 「姑息」:コトバンク(デジタル大辞泉) / ジャパンナレッジ「姑息」コラム / 語源由来辞典 / Domani(小学館)
- 「失笑」:LIG inc. 間違いやすい日本語 / サクラサクのうんちく / WalkerPlus
- 「役不足」:LIG inc. / WalkerPlus / 京都大学 GOKUN「間違いやすい日本語」
- 「確信犯」:Wikipedia(国語に関する世論調査) / WalkerPlus / LIG inc.
- 「敷居が高い」:世田谷自然食品 記事 / MW岩井 note
- 「御の字」:コトバンク(大辞林 第三版)
- 「さわり」:レタスクラブ / MW岩井 note
- 「破天荒」:Business-Textbooks / WalkerPlus
- 「汚名返上/汚名挽回」:国語辞典各種(明鏡・新明解)参照推奨


