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庭やベランダがおしゃれに変わる!はじめてのオージープランツ入門

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最近、園芸ショップやSNSで「オージープランツ」という言葉を目にすることが増えてきました。

オージープランツとは、オーストラリア生まれの植物のこと

ユーカリやミモザ(アカシア)、バンクシア、グレビレアなど、ちょっと個性的でおしゃれな姿をした植物たちです。

特徴は、細長い葉や丸い葉、シルバーがかった葉色など、日本の植物とは少し雰囲気が違うところ。

その独特のフォルムが「海外っぽくて可愛い!」と話題になり、ここ数年で人気がぐっと高まっています。

特に、Instagramや外構デザインの流行な方々からは、

  • 「庭に置くだけで雰囲気がオシャレになる」
  • 「ドライガーデンに合う」
  • 「写真映えする!」

と注目されているトレンド植物なんです。

とはいえ、オーストラリアと日本では気候が違いますよね。

  • 「寒さには弱いの?」
  • 「初心者でも育てられる?」

と、気になる点も多いはず。

そこで今回は、オージープランツの魅力、人気の理由、育て方のポイントなどを、初心者さんにも分かりやすく丁寧にまとめました。

お庭やベランダに“ちょっと個性的な1本”を迎えたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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オージープランツとは、オーストラリア原産の植物の総称

ユーカリ、ミモザ(アカシア)、バンクシア、グレビレアなど、お店で見かける機会が増えた植物の多くが、オージープランツの仲間に含まれます。

いちばんの魅力は、個性的な見た目です。

細長い葉、丸い葉、シルバーがかった葉色、特徴的な花形など、日本の植物とは少し違う“ワイルドさ”や“異国感”があり、置くだけでお庭やベランダがぐっとおしゃれな雰囲気になります。

そのため、

  • ナチュラルガーデンとはまた違う雰囲気を楽しみたい人
  • ロックガーデン・砂利敷きと組み合わせたスタイルに挑戦したい人
  • 海外風の植栽を取り入れたい人

このような方々の間で人気が広がっています。

また、オージープランツの多くは乾燥や強い日差しに比較的強い品種が多く、「真夏の日差しに強そう」「水やりが少しラク」と感じて選ぶ人も増えています。

ただし、寒さが苦手な品種もあり、地域によっては冬越しに工夫が必要です。

それでも、適した品種を選べば日本の庭やベランダでも十分に楽しめるため、園芸ショップでも注目度が高まっています。

次は、そんなオージープランツの中から、初心者でも育てやすく取り入れやすい種類をピックアップしてご紹介します。

初心者でも育てやすいオージープランツの種類

「オージープランツって個性的だけど、育てるのが大変そう…」と思う方も多いかもしれません。

実は、日本の庭やベランダでも育てやすい種類がいくつかあります。

ここでは、その中でも特に取り入れやすいおすすめの植物をご紹介します。

① ユーカリ(シルバーダラーなど)

丸い葉とシルバーがかった色味がおしゃれなユーカリは、オージープランツの中でも人気の高い種類です。

日本でも、室内やベランダで育てている方が多く、鉢植えでも楽しみやすい植物です。

  • 日当たりと風通しの良い場所を好む
  • 排水性の良い土が相性◎
  • 寒冷地では、冬に軽い霜よけがあると安心

② ダイアネラ(ブルーフラックスリリー)

細長い葉と、青い実や花が特徴のダイアネラ。スッとした姿がガーデンの引き締め役になり、日本の庭でもよく育てられています。

丈夫で扱いやすいので、初心者さんにも人気です。

  • 日向〜半日陰まで幅広く対応
  • 水はけが良ければ管理がラク
  • 鉢植え・地植えどちらでもOK

③ ミモザ(アカシア)

春に鮮やかな黄色い花を咲かせるミモザの仲間も、オージープランツのひとつ。

繊細な葉が風に揺れる様子が美しく、日本でもお庭に迎える人が年々増えています。

  • 日当たりの良い場所が大好き
  • やや乾燥ぎみの環境がベスト
  • 成長が早いので、剪定で整えるときれいに育つ

育て始める前に知っておきたいこと

オージープランツは、上手にポイントを押さえれば日本でも十分楽しめますが、次の点だけは最初にチェックしておくと安心です。

  • 寒さや霜に弱い品種があるので、冬越しは地域に合わせて対策を
  • 梅雨時期の蒸れや過湿に注意。水はけの良い土を選ぶと失敗しにくい
  • 地植えは砂質・軽めの土が相性◎。鉢植えは軽石などで排水性を確保

次は、実際のお庭やベランダで「オージープランツをどう配置する?どんな組み合わせが合う?」というレイアウトやデザインのコツをご紹介します。

オージープランツをおしゃれに見せるレイアウト・デザインのコツ

オージープランツは、その“個性的な姿”をどう生かすかで、お庭やベランダの雰囲気が大きく変わります。

せっかくなら、おしゃれに見える配置で楽しみたいですよね。

ここでは、取り入れるときに意識したいポイントをまとめました。

① 高低差をつけて立体的に見せる

ユーカリのように背が伸びるタイプと、ダイアネラのように低めに広がるタイプを組み合わせると、一気にプロっぽい雰囲気になります。

高さに変化があると、植物同士の陰影も出て奥行きが生まれます。

  • 背の高い植物は後ろに配置
  • 中くらいの高さは脇に添えるように
  • 低めの植物は手前や縁どりに

② 砂利や石と合わせると“海外風”に

オージープランツは、シルバーリーフや細い葉が特徴なので、砂利やロックと相性がとても良いです。

庭の一角に白い砂利を敷き、そこにシルバーリーフのユーカリやダイアネラを合わせると、海外ガーデンのような雰囲気になります。

  • 白やグレーの砂利は統一感が出やすい
  • 大きめの石をアクセントに置くと自然な雰囲気に
  • 「余白」も意識するとスッキリ見える

③ 鉢植えなら“色と形”を統一する

ベランダや玄関先で育てる場合は、鉢のデザインがすっきりしていると、植物の個性がより引き立ちます。

陶器・コンクリート風・マットな質感の鉢が特に人気です。

  • グレー系の鉢はどんなオージープランツにも合わせやすい
  • 背の高い鉢+ユーカリは存在感がアップ
  • 丸い鉢+葉が広がるグレビレアなども◎

④ 色合わせは“シルバー × グリーン”が鉄板

オージープランツの魅力であるシルバーリーフは、ほかの植物と合わせるときにも大活躍。

緑の植物と組み合わせると落ち着いた雰囲気になり、庭全体が洗練されて見えます。

  • シルバー系(ユーカリ・ダスティミラー)
  • ミッドグリーン(ダイアネラなど)
  • 濃いグリーン(コニファーやシダなど)

この3色のグラデーションを意識すると、自然で調和の取れた植栽になります。

⑤ 余白を残すのも大事なテクニック

つい植物をたくさん置きたくなりますが、オージープランツは形が個性的なので、あえて余白をつくるとぐっとおしゃれに見えます。

ひとつひとつの植物の“形の美しさ”を楽しむ気持ちで配置するのがおすすめです。

次は、オージープランツを育てるうえで気を付けたい「季節ごとの管理ポイント」についてご紹介します。

上手に付き合うためのコツをまとめていきますね。

季節ごとの管理ポイント(夏・冬の注意点)

オージープランツは、季節ごとに少しだけ気を付けたいポイントがあります。

とくに「夏の蒸れ」と「冬の寒さ」は、日本で育てるうえで押さえておきたい二大ポイント。

ここでは、季節ごとのケアをわかりやすくまとめました。

【春】植え付け・植え替えに最適な季節

気温が上がり始め、乾燥しすぎず湿気もまだ少ない春は、植え付けにぴったりのタイミングです。新しい環境にも馴染みやすく、成長もスムーズに進みます。

  • 新しい鉢に植え替えるならこの時期がベスト
  • 肥料は控えめに。やりすぎは根を痛める原因に
  • 日当たりの良い場所に置いて、まずは環境に慣らす

【夏】蒸れと高温に注意!風通しが命

オージープランツは暑さには比較的強いのですが、日本の「高温多湿」は苦手です。蒸れると根が弱りやすいので、風通しをしっかり確保しましょう。

  • 鉢は風が抜ける場所へ移動
  • 水やりは朝の涼しい時間帯に。夕方は蒸れやすいのでNG
  • 梅雨時期は特に要注意。できるだけ土を乾かし気味に管理
  • 混み合った枝は軽く剪定して風通しを良くする

【秋】成長が落ち着き、冬の準備が始まる季節

気温が下がり始める秋は、冬越しの準備をスタートする時期です。水やりの回数も自然と少なくなっていきます。

  • 朝晩の冷え込みが強くなったら、鉢植えは軒下へ
  • 肥料は与えすぎない(寒さに弱くなるため)
  • 雨に当たり続けると根が冷えるので位置を調整

【冬】霜・寒風から守るのがポイント

多くのオージープランツは「氷点下が続く寒さ」や「霜」に弱い傾向があります。寒冷地ほど防寒対策は大切になります。

  • 鉢植えは室内か軒下へ移動(屋外なら不織布で巻くのも◎)
  • 地植えの場合、根元にマルチングをして冷えを防ぐ
  • 水やりは控えめでOK。土が乾いてから軽く与える
  • 寒風が直接当たる場所は避ける

季節ごとにちょっとしたコツを押さえるだけで、オージープランツはぐっと育てやすくなります。

次は「よくある疑問やトラブル対策」をわかりやすくまとめますね。

オージープランツのよくある疑問・トラブル対策

オージープランツを育てていると、最初はちょっと戸惑うこともあるかもしれません。

ここでは、「疑問・育てている途中で起きやすいトラブル」をまとめました。

事前に知っておくと、ぐっと育てやすくなりますよ。

① 葉が黄色くなる/ぽろぽろ落ちる

最も多いのがこの悩み。

原因はひとつではありませんが、多くは「湿気」「蒸れ」「根のストレス」が関係しています。

  • 水のあげすぎで根が息苦しくなる
  • 梅雨時期に風通しが悪くなる
  • 植え替え直後で根が落ち着いていない

対処としては、まず土の乾き具合をチェック

常に湿った状態が続くと根が弱るので、しっかり乾いてから水を与えるのがおすすめです。

鉢の位置を変えて風を当てるのも効果的です。

② 乾燥に強いって聞いたのに、元気がない…

オージープランツは「乾燥に強い種類が多い」のですが、完全に放置していいわけではありません。

  • 根が張っていない若い株は乾燥に弱い
  • 真夏の直射日光で水切れしやすい
  • 小さめの鉢は蒸発量が多い

とくに植え付けてすぐの時期は、こまめに様子を見てあげてください。

成長して根がしっかり張ると、ぐっと乾燥に強くなります。

③ 冬越しが心配…どこまで寒さに弱いの?

寒さの強さは種類によって違いますが、「霜」と「氷点下の冷え込み」が苦手な植物が多いです。

  • 軒下や室内に取り込むと安心
  • 不織布でふんわり覆うだけでも効果あり
  • 根元にベラボンやバークチップでマルチングすると冷えにくい

また、冬は水やりを控えめにするのがポイント。

濡れた土が冷えすぎると根がダメージを受けやすくなります。

④ 大きくなりすぎない?管理が大変?

ユーカリやアカシアの中には生長が早い種類もありますが、鉢植えならサイズはある程度コントロールできます。

枝の込み合った部分を軽く剪定するだけでも、形がすっきりして扱いやすくなります。

⑤ 他の植物と一緒に植えても大丈夫?

相性の良い植物と組み合わせると、さらに魅力が引き立ちます。

おすすめは次のようなタイプです。

  • シルバーリーフの仲間(ダスティミラーなど)
  • 乾燥に強いグラス類(フェスツカ、カレックスなど)
  • ロックガーデン向きの多肉やサボテン

ただし、水やりのペースがまったく異なる植物とは一緒に植えないほうが安心です。

最後に、今回の内容をふりかえりつつ、オージープランツの魅力を改めてまとめていきます。

まとめ:個性あふれるオージープランツを気軽に楽しもう

オージープランツは、独特のフォルムやシルバーリーフ、スタイリッシュな雰囲気が魅力の植物です。

日本の植物とは少し違う“異国感”を楽しめるので、お庭やベランダの雰囲気がぐっとおしゃれになります。

初心者でも育てやすい種類があり、ポイントを押さえれば日本の気候でも十分に楽しめます。

とくに、日当たり・風通し・水はけを意識するだけで、ぐっと育てやすくなります。

季節ごとの注意点を少しずつ覚えていけば、ユーカリやアカシア、ダイアネラなど個性豊かな植物たちを長く育てることができますよ。

「いつもの庭にちょっと変化をつけたい」「海外のガーデン風に仕上げたい」という方には、ぜひ試してほしい魅力たっぷりの植物です。

あなたのお庭にも、お気に入りの一本が見つかりますように。

家庭菜園と園芸
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