家事を後回しにしてしまうのは、ぜんぜん珍しいことではありません。
むしろ「みんな同じところで止まりがち」な家事って、ちゃんとあります。
換気扇、お風呂の排水口、アイロン、書類の山、季節ものの入れ替え…。
「あ、わかる…」って思った方、きっと多いはずです。
この記事では、後回しにされやすい家事を体感ベースで並べて、
「どうしてそれが起きやすいのか」
も、断定せずに気持ちの面から整理します。
そして最後に、“頑張らなくていい”方向へ気持ちが少しラクになる見方もまとめます。
正解探しじゃなくて、共感しながら「まあいいか」って思えたら、それで十分です。
後回しにされがちな家事ランキング(体感ベース)

ここからは「あるある」優先の体感ランキングです。「うちはこれだな〜」くらいの気持ちで読んでくださいね。
1)換気扇・レンジフードの掃除
やったらスッキリするのは分かってる。分かってるけど…重い。
油って、見ただけで気力を吸ってきませんか。
「時間も体力もある日に…」と、つい未来の自分に託しがちです。
2)お風呂の天井・排水口
床や浴槽は目につくから何とかする。

でも天井とか排水口って、視界に入れないと“存在が薄い”んですよね。
しかも手が届きにくかったり、ちょっと勇気が要ったりして、後回し候補に入りやすい家事です。
3)アイロンがけ
気合いを入れて、場所を作って、温めて…と、始める前の準備が多め。

しかも「やり始めたら途中で止めにくい」感じもあって、腰が上がりにくいタイプです。
“やったら達成感”がある分、逆にハードルが高く感じる人も多いようです。
4)書類・紙類の整理
学校や役所、保険、明細、プリント…。
増えるスピードが速いのに、整理はすぐ終わらない。

しかも分類が難しくて、「これ、捨てていい?」「一応取っとく?」で止まる。
気づくと、机の隅に“紙の山”が育ちます。
5)季節ものの入れ替え
衣替え、寝具、加湿器・扇風機、こたつ…。
作業が大きめで、つい「週末に」「連休に」と予定化しがち。

そしてその“予定”が、他の用事に押されて静かに延期されていく…あるあるです。
ここまで、「後回しにされがちな家事」を体感で並べました。
次は、なぜこういう家事ほど後回しになりやすいのかを、断定せずに気持ちの面から整理していきます。
なぜこれらの家事は後回しにされやすいのか


後回しにされがちな家事って、「サボりたいから」ではなく、後回しにしやすい条件がそろっていることが多いようです。
ここでは断定せずに、「そう感じる人が多い理由」を並べてみます。
1)今すぐ困らない(緊急じゃない)
換気扇が少し汚れていても、今日のごはんは作れます。
書類が積まれていても、すぐ生活が止まるわけではない。

だからこそ、目の前の“急ぎの用事”に押されやすいんですよね。
2)終わりが見えにくい(ゴールがぼんやり)
お風呂の排水口や換気扇は、やり始めてみないと「どれくらい大変か」が分かりにくい。
書類整理も、「どこまでやれば完了?」が曖昧。

この“先が読めない感じ”が、やる前の気持ちを重くしがちです。
3)準備が必要で、始めるまでが長い
アイロンは、場所を確保して、出して、温めて…と工程が多め。
季節ものの入れ替えも、出し入れだけじゃなく収納の見直しまで発生しがち。

「やる前に体力が要る家事」って、どうしても後回しになりやすいようです。
4)“ちゃんとやらなきゃ”が強く出る
換気扇やお風呂の掃除は、とくに「中途半端だと気持ち悪い」と感じやすいタイプ。
書類整理も「ちゃんと分類して保管しないと」と思うほど、手が止まりやすい。

この“ちゃんと”が強いほど、逆にスタートが切りにくくなることもあります。
5)見たくない・触れたくない気持ちが出ることもある
排水口、油汚れ、紙の山…。
見た瞬間に「うっ…」となって、気持ちが一歩下がる。


そういう“感情の抵抗”も、後回しの理由としては自然なものです。
ここまで見ると、後回しにされる家事って、あなたの性格のせいというより、家事の性質がそうさせている面もありそうです。
次は、もう一歩だけ踏み込んで、「後回し=だらしない」じゃない理由をやさしくほどいていきます。
後回し=だらしない、ではない理由

後回しにしていると、ふとした瞬間に
「私だけサボってるのかな」
「ちゃんとしてない人みたい…」
って、心がチクッとすることがありますよね。

でも、後回しにしていること自体が、だらしなさの証拠とは限らないと思います。
家事って、全部を同じ熱量でこなすには多すぎるんです。
家事には「緊急度」と「重要度」がある
たとえば、今日のごはん・洗濯・子どもの持ち物チェック。
これは“今日困る”ので、優先されやすい家事です。
一方で、換気扇・書類整理・季節ものの入れ替えは、「やったほうがいいのは分かってるけど、今日じゃなくても回る」側に入りやすい。

つまり、後回しにされる家事は、緊急度が低いだけ。
優先順位が下がりやすいだけなんです。
生活が回っているから、後回しが発生する
ちょっと不思議なんですが、家事を後回しにできるって、裏を返すと「生活が回っている」証拠でもあります。

もし毎日ギリギリで火の車なら、後回しの家事どころじゃない。
逆に、後回しのリストができるのは、日々の“緊急なこと”をちゃんと回してるからとも言えます。
「できてない」じゃなくて「今は選んでない」
後回しって、「できない」よりも「今はやらないを選んでいる」に近いこともあります。
(もちろん意識して選んだわけじゃなくても、結果としてそうなることが多い)

だから、後回しがある=性格の問題、ではなくて、そのときの体力・時間・気力の配分の話なんですよね。
ここまでで、「後回し=だらしない」って決めつけなくていい理由を整理しました。
次は、さらに気持ちが軽くなるような、行動の指示じゃなく“見方の置き換え”をいくつか紹介します。
気持ちが少しラクになる考え方


ここからは、何かを「改善しよう」「変えよう」という話ではありません。後回しをゼロにするのが目的でもないです。
ただ、頭の中の言葉を少しだけ変えると、同じ状況でも心の重さが変わることってありますよね。
そんな“見方の置き換え”をいくつか置いていきます。
1)「今日はやらない日」と決めてもいい
後回しって、やらない自分を責める方向に進みやすいんですが、いちばん苦しいのは「やらなきゃ…でもできない…」の宙ぶらりん状態かもしれません。
だから、今日は
「やらない」
って決めてしまう。
それだけで、心が少し静かになる人も多いようです。
2)完璧じゃなくても、途中でやめてもいい
換気扇や書類整理って、「一気に完成させなきゃ」って思うほど、重たく見えがちです。
でも実際は、途中まででも、ちょっとだけでも、意味はある。
“最後までやらないとダメ”じゃなくて、“途中で止まってもOK”
そう思えるだけで、自己否定が減りやすいんですよね。
3)後回し家事がある=生活が回っている証拠
後回しの家事があると、つい「できてないこと」に目が行きます。
でも視点を変えると、後回しの家事があるのは、「今日を回すための家事はちゃんと回せている」からとも言えます。
優先度が高いものを先にやって、低いものは後へ。
それって、むしろ自然な配分です。
4)“家事が全部終わる日”は、たぶん来ない
地味に救われる考え方なんですが、家事って、やってもやっても発生します。
つまり、全部終わる日を目指すほど、苦しくなりやすい。
「終わらないのが普通」くらいに置くと、後回しがあっても、自分を責める材料になりにくいです。
ここまでの話は、行動のアドバイスではなく、気持ちを守るための視点の話でした。
次はまとめで、もう一度やさしく締めますね。
まとめ
後回しにされがちな家事は、誰にでもあります。
そして多くの場合、それは「だらしない」からではなく、緊急度が低くて、気力を使いやすい家事だから起きやすいものです。
換気扇や排水口、アイロン、書類整理、季節の入れ替え…。
これらが残っているのは、あなたが怠けている証拠というより、毎日の“今すぐ必要なこと”を回している証拠とも言えます。
だから、無理に直そうとしなくて大丈夫。
「今日はやらない日」でもいいし、途中で止まってもいい。
後回しがある日があっても、生活はちゃんと進んでいます。
気づいたときに、向き合えそうなタイミングが来たらそれで十分。
「まあいいか」って思えたらOKです。

