親戚の高校進学祝いって、「喜んでもらいたい!」気持ちと同時に「変に気を遣わせたくない…」もありますよね。
結論から言うと、外しやすいのは
①縁起が悪いとされる定番タブー(刃物・ハンカチ・櫛・お茶など)
②学校や試験のルールに触れやすい物(スマートウォッチ等)
③親側の負担になる贈り方(高額すぎる/好みが強い/かぶる)
です。
この記事では、「贈らない方がいいもの」をサクッと整理しつつ、親戚だからこそ安心な選び方までまとめます。
まずは「避けた方が無難なもの」を一覧で確認しましょう。
高校進学祝いで「贈らない方がいいもの」チェックリスト(親戚向け)
1)まず避けると安心な「定番タブー」系
家庭によって気にしない場合もありますが、親戚だと価値観が読みにくいことも。
迷ったら、タブー系はあえて避けるのが安全です。
- 刃物(包丁・ナイフ・ハサミなど)
理由:切る=「縁を切る」を連想させやすい。 - ハンカチ(特に白)
理由:「手切れ(別れ)」の連想や、白い布が弔事のイメージになると言われることがある。 - 櫛(くし)
理由:語呂で「苦」「死」を連想するとされる。 - 日本茶
理由:慶弔のイメージが混ざりやすい、と扱われることがある。
※贈答のタブーは「気にしない家庭」も増えています。ただ、進学祝いは“気持ちを軽く届けたい”場面なので、地雷になりそうな物は避けるのが無難です。
2)学校・試験ルールに引っかかりやすいもの(電子機器系)
高校は学校ごとにルールが違います。入試当日の注意事項で、携帯電話・スマホ・スマートウォッチの扱いが細かく書かれている例もあります。
- スマートウォッチ/スマホ周辺機器(高機能なもの)
理由:学校や入試で「持ち込み禁止」と明記されるケースがある。
逆に「持ち込みは可だが試験中は使用不可・電源OFF」など、条件付きのケースも。
親戚からの贈り物で揉めたくないなら、電子機器は親に確認してからが安全です。
3)現実に困りやすい「かぶり」「好み」「負担」系
ここが、いちばん“ありがち”な失敗ポイントです。
- すでに用意してある可能性が高いもの
例:通学バッグ、定期入れ、学用品セットなど
理由:かぶると置き場に困る。親も気を遣いやすい。 - 好み・サイズが強いもの(服、靴、香水、コスメなど)
理由:外したときのダメージが大きい。交換もしにくい。 - 高額すぎる現物(PCなど)
理由:お返しの負担、きょうだい間の差、家庭方針とのズレが出やすい。
親戚関係だと「次からも同額で…?」の空気が生まれることも。
次は、じゃあ結局「何を選べば外さない?」を、親戚向けに安全度が高い順で整理します。
結局なにを贈れば外さない?(親戚向け・安全度が高い順)
いちばん無難なのは「現金」か「ギフトカード」
親戚の進学祝いで失敗しにくいのは、本人(または親)が使い道を決められるタイプです。
- 現金
かぶり事故が起きないのが最大の強み。制服・教材・部活など、出費が増える時期に助かります。 - ギフトカード/図書カードなど
本人が「欲しいもの」に使いやすく、現金より贈り物感を出しやすいのもポイントです。
物を贈るなら「消耗品寄り」か「学習サポート寄り」
「プレゼント感」を出したい場合は、好みのズレが小さく、使い切りやすいものが安心です。
- 消耗品寄り(例:ノート、ファイル、筆記具など)
使い切れる=無駄になりにくいので、親戚からの贈り物として相性が良いです。 - 学習サポート寄り(例:参考書・問題集など)
ただし、学校や本人の学習方針に合うかが大事。可能なら親に一言確認すると安全です。
一番避けたいのは「高額な現物」や「ルールに触れやすい電子機器」
善意のつもりでも、親側の負担や学校ルールの問題で“気遣い”が増えてしまうことがあります。
- 高額な現物(例:PCなど)
お返しの負担、きょうだい間の差、家庭方針とのズレが出やすく、善意が気まずさに変わることも。 - 電子機器(例:スマートウォッチ等)
学校・入試で扱いが分かれるため、贈るなら親に確認してからが安心です。
迷ったときの“安全ルート”
- 現金(またはギフトカード)+短いメッセージ
- 「必要なものに使ってね」の一言を添える
- 物を贈る場合は、親に「もう準備した?」と軽く確認してかぶり防止
次は、もう一歩踏み込んで「金額はどれくらいが無難?」を、親戚内で揉めにくい考え方(相場+バランス)で整理します。
金額はいくらが無難?「相場」より大事な決め方(親戚向け)
高校進学祝いの“よくある目安”は「1万〜3万円」
甥・姪への高校進学祝いは、目安として10,000〜30,000円が紹介されることがあります。
ただし別の目安として、親戚(叔父・叔母など)→甥・姪は5,000〜10,000円という考え方もあります。
- 交流が多く、普段から近い関係:2万〜3万円も選ばれやすい
- 会う頻度が少ない・距離がある:5千〜1万円でも十分という考え方もある
いちばん揉めにくい決め方は「親戚内のバランス優先」
相場より大事なのが、親戚内でのバランスです。
- 兄弟姉妹(親同士)で金額がバラバラだと、親が気を遣いやすい
- そのため、親戚内で金額をそろえるのが安心
おすすめの決め方(順番)
- まず「これまで同じ親戚にいくら渡してきたか」を思い出す
- 可能なら、相手の親に「みんな同じくらいで大丈夫?」と軽く確認する
- 迷ったら、キリがよくて角が立ちにくい1万円に寄せる
現金・金券の「避けたほうが無難な金額」
縁起を気にする家庭もあるので、ここは押さえておくと安心です。
- 4や9を含む金額(例:4,000円/9,000円/14,000円/19,000円など)は避ける、という説明がよく見られます。
選びやすい例
- 10,000円 / 20,000円 / 30,000円(キリが良くて迷いにくい)
- ギフトカード等の金券でも同じ考え方でOK(額面に4・9を避ける)
お返し(内祝い)はどうする?基本は「不要」寄り
入学祝いは「お返しは基本不要」とされることがあります。
ただし、お返しをしない=お礼をしない、ではありません。電話や短いメッセージ、写真付きのお礼状などで感謝を伝えると気持ちよくまとまります。
次は、現金・ギフトカードで贈る場合の「渡す時期」「のし(表書き)」「袋の選び方」を、最低限ここだけ押さえればOK、という形でまとめます。
いつ・どうやって渡す?のし・袋の最低限マナー(高校進学祝い)
渡すタイミングは「入学先が決まってから」+入学式の少し前が目安
進学祝いは、入学先が決まってから贈るのが基本です。
- 目安:入学式の2〜3週間前くらい
- 遅くとも:入学式の直前を避け、なるべく早めに
もし遅れてしまった場合は、ひと言添えるだけでも印象がやわらぎます。
- 例:「遅くなってごめんね。入学おめでとう!」
現金・金券は「のし袋(ご祝儀袋)」でOK
現金を包むときは、入学祝い用の紅白ののし袋を選びます。
入学祝いは何度あっても良いお祝いなので、水引は紅白の蝶結びが一般的です。
表書きは「御入学祝」など/名前は自分の名前
表書き(上)は、次のような書き方がよく使われます。
- 御入学祝
- 祝御入学
- 入学御祝
名前(下)は、贈り主の名前を書きます。フルネームが無難です(連名の場合は並べ方に注意)。
「外のし/内のし」迷ったらこの考え方でOK
- 手渡し:目的や贈り主が見えやすい外のしが向いています
- 郵送・宅配:のしが傷みにくい内のしが向いています
のし袋は「金額に合った見た目」を選ぶと気まずさ回避
のし袋は、入れる金額と“格(見た目)”を合わせると安心です。
- 1万円くらい:水引が印刷されたシンプルなタイプ
- 2〜3万円くらい:水引付きのスタンダードなタイプ(商品に「◯万円用」と目安が書かれていることも)
中身と袋のバランスが取れていると、受け取る側も気を遣いにくくなります。
次は、親戚だからこそ使いやすい「ひと言メッセージ例文」を短文でまとめます。
ひと言メッセージ例文(親戚だからこそ“ちょうどいい”書き方)
先にポイントだけ(書くときのコツ)
進学祝いのメッセージは長文でなくて大丈夫です。「おめでとう」+「応援してるよ」が入っていれば、気持ちはちゃんと伝わります。
- 受験の事情が分からないときは、合否や受験の話に触れないほうが安心です。
- 「がんばってね!」がプレッシャーになる子もいるので、前向きでも重くない言葉が無難。
- 縁起を気にする家庭もあるので、一般的なマナーとして忌み言葉(落ちる/終わる など)は避けるのが無難です。
そのまま使える!短文メッセージ(本人宛)
カード・のし袋に添える一言にちょうどいい長さです。
- 「高校入学おめでとう!新しい毎日が楽しい3年間になりますように。」
- 「入学おめでとう。勉強も部活も、○○らしく楽しんでね。」
- 「新しい出会いがたくさんあるね。高校生活、思いきり楽しんで!」
- (部活や夢が分かるなら)「目標に向かって進む○○、かっこいい!応援してるよ。」
少し丁寧に(2〜3文・本人宛)
もう少し「親戚感」を出したいとき用です。
- 「高校入学おめでとう。ここまで本当によく頑張ったね。これからの3年間が、充実した毎日になりますように。」
- 「入学おめでとう。新しい環境は最初ドキドキするけれど、きっと楽しいことも増えるよ。体に気をつけて、○○らしくね。」
親(保護者)にも一言添える場合(同封メモ向け)
親戚として角が立ちにくい“きれいな締め”になります。
- 「ご入学おめでとうございます。ささやかですがお祝いの気持ちです。新生活にお役立てください。」
- 「このたびはご入学おめでとうございます。○○さんの新しいスタートを心よりお祝い申し上げます。」
最後に、読者が迷いがちな「よくあるQ&A」と「まとめ」です。
よくあるQ&A(親戚の高校進学祝い)
Q1:入学祝い、渡すのが遅れたらもうダメ?
A:大丈夫です。予定が合わない場合は入学式のあとに渡しても問題ないとする案内もあります。
遅れてしまったときは、できるだけ早めに渡しつつ、ひと言添えるのが安心です。
- 目安:入学後1か月以内、または連休(GW)頃までを目安にする案内があります
- ひと言例:「遅くなってごめんね。入学おめでとう!」
Q2:親戚内で金額がバラバラになりそう。どうするのが正解?
A:いわゆる「絶対の正解」はありません。相場も幅があるので、親戚内のバランスで決めるほうが揉めにくいです。
- 兄弟姉妹(親同士)で差が出るのが気になるなら、金額をそろえるのも一つの考え方
- 逆に「明確なルールはないので、関係性や状況で決めてOK」という整理もあります
Q3:お返し(内祝い)は必要?
A:入学祝いのお返しは、基本的に不要と説明されることが多いです(子ども宛のお祝いで、身内・親しい人からいただくことが多いため)。
- ただし、高額だったり、あまり会わない親戚からいただいた場合は「お返しをするケースもある」とする案内もあります
- お返しをしない場合でも、お礼は早めに(電話・手紙・メッセージなど)
Q4:現金じゃなく品物を贈りたい。失敗しないコツは?
A:失敗しやすいのは「好み」「サイズ」「すでに買ってある」の3つです。
品物にするなら、まずは親に軽く確認するのが最強です。
- 「必要か親に確認してから贈る」と、かぶり事故を避けやすい
- 迷ったら、学習や学校生活をサポートする実用品(文具・図書カード等)という提案もあります
Q5:遠方で会えない。郵送でも失礼じゃない?
A:失礼ではありません。会えない場合は郵送でもOKとされます。
- 現金を送る場合は、現金書留で送るのが基本
- メッセージカードを同封すると、気持ちが伝わりやすくなります。
まとめ(迷ったらここだけ見ればOK)
高校進学祝いで「贈らない方がいいもの」
親戚だと相手の価値観が読みづらいので、迷ったら“タブーになりやすい物”は避けるのが無難です。
- 刃物(包丁・ナイフ・ハサミなど):「縁を切る」連想になりやすい
- ハンカチ(特に白):「別れ」や弔事のイメージにつながると言われる
- 櫛(くし):語呂で「苦」「死」を連想するとされる
- お茶:弔事のイメージが強いとされ、避ける説明がある
※タブーは「気にしない家庭」もありますが、進学祝いは“気持ちよく渡す”ことが一番。悩むなら回避が安心です。
外さない選び方は「現金 or ギフトカード」+短いメッセージ
- かぶり事故が起きにくい(本人・親が必要なものに使える)
- 甥・姪の高校進学祝いは10,000〜30,000円が目安として紹介されることがあります(家庭差あり)
- 親戚内で差が出そうなら、相場よりも親戚内のバランスを優先すると揉めにくい
- 縁起を気にする家庭なら、「4」「9」を含む額面・個数は避ける考え方もあります
最低限のマナー(いつ渡す/のし/郵送)
- 渡す時期:入学先が決まってから。目安は入学式の2〜3週間前
- のし(現金を包む場合):水引は紅白の蝶結び、表書きは「御入学祝」「入学御祝」「祝御入学」など
- 外のし/内のし:手渡しは外のし、郵送・宅配は内のしが一般的という説明があります
- 遠方で会えない:現金を送るなら現金書留(日本郵便)で送る
お返し(内祝い)は?
入学祝いは「お返しは必須ではない」とされることが多い一方で、関係性や金額によってはお返しをするケースも紹介されています。
迷ったら、まずは早めにお礼(電話・メッセージ・一言カード)を。これだけでも印象がぐっと良くなります。


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